沿革

ユニコ インターナショナル株式会社は、開発途上国の経済開発と工業化に資する専門的なコンサルティングサービスを提供することを目的に、1971年8月、日本で最初の海外専門工業開発コンサルタント会社として設立されました。

設立当初は、世界銀行(IBRD)やアジア開発銀行(ADB)等の国際機関の融資案件である工業プロジェクトのプロジェクト開発調査、プロジェクト管理業務を中核に事業を開始し、石油化学工業分野、化学肥料を中心に幅広くサービスを提供してきました。その間、高度の調査分析能力、計画立案能力、それ等を支える技術、専門知識の蓄積を行ってきました。

1980年台半ばからは、ODAの技術協力分野および円借款案件への取り組みを開始し、工業開発マスタープランの策定、工業セクターの振興、中小企業支援、産業人材の育成、行政機関のキャパシティビルディング、公害対策、ツーステップローンによる工業団地整備など、開発途上国の経済・産業開発に幅広く取り組んできました。

現在は、これまでに培った上記分野の高い専門性、技術的知識と現場経験を活かし、円借款や官民連携スキーム(PPP)等を活用した社会インフラ整備、環境改善事業へ活動分野を広げ、国際社会への貢献を目指しています。