社員の声

日々是精進

堤 香苗
当社に入社して以来、タイでの技術協力プロジェクトやインドネシアにおける円借款事業、また国内における研修事業など多様な業務に従事し、現在も開発コンサルタントとして活躍するために必要となる経験を重ねているという充実感をもって仕事に取り組んでいます。

 大学卒業時は、お客様に喜ばれる旅を提供したいという思いから旅行業界に就職しました。あるとき業務で訪れた信州・上高地でマイカー規制など自然保護の取り組みに触れたことをきっかけに、自然環境や地域の人々の暮らしの保全を意識したバランスの取れた観光地の在り方に強い関心を持つようになりました。興味の対象が、需要側の旅行者から供給側の観光地に移った瞬間でした。

 大学在学中からいつかは留学したいと思いつつも特に深めたいテーマを見つけられずにいましたが、「持続可能な観光地マネジメント」をアメリカのワシントンDCにあるジョージ・ワシントン大学で学べることを知り、これこそが私のやりたいことだと確信して留学を決めました。在学中は、グアテマラでの観光開発の現場調査実習やDC市内にある観光開発専門のコンサルティング企業でのインターン実習を通じて、途上国の観光開発について理解を深めました。また、土地柄、世界銀行や国際協力NGOの関係者と交流する機会にも恵まれました。

 大学院修了を控え、観光開発を通じた途上国支援に携わりたいと考えるようになり、周囲に今後の進路を相談したところ、複数の方から開発コンサルタントを勧められました。これが現職を志したきっかけです。その後、現場経験を積むために青年海外協力隊に応募し、観光業隊員として活動しました。派遣国は、偶然にも再びグアテマラでした。任地の西部高原地域ではJICAの地場産業振興プロジェクトが実施されており、日本人専門家と活動を共にさせてもらうこともありました。同プロジェクトを通じて、住民レベル、市レベル、国レベルそれぞれに変化が起こるダイナミズムを目の前にし、大いに刺激を受けました。

 帰国後、観光産業を広く地場産業振興、中小企業振興のひとつとしてとらえていると感じた当社に入社しました。

 しかし、専門家として広く国際協力に携わり、世界の平和と発展にいかばかりかでも貢献するにはまだまだ幅広い経験と深い知識が必要と思っています。日々の仕事に精一杯取り組みながら、今後は観光業を含めた地場産業・中小企業振興の案件に積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

コンサルティング第二本部(執筆当時)
堤 香苗

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