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イラク・バスラFCCプロジェクトサイトより、新年明けましておめでとうございます。

   

本プロジェクトの位置付けは、

・石油精製設備を新設することによる高品質石油製品の生産性向上

・石油製品(主にガソリン)の品質向上と需給ギャップの縮小、環境負荷の低減および関連技術の移転

・経済問題・失業問題を抱えるイラクの復興・経済発展に貢献

 

2021年2月にEPC^（注1）契約発効後、現在54か月の内22か月が経過し、土建工事がピークを迎えています(2025年8月完工予定)。 今年中盤からメカ工事が開始される予定で、愈々建設工事の佳境に入ります。

 

建設現場の広さは国会議事堂40個分に相当し、ピーク時ワーカー数は15,000名に達する見込みです。

 

当社は本プロジェクトのPMC^（注2）リーダーとして、下請けのテクニップ社、顧客South Refineries Company(SRC)、EPCコントラクターと一丸となり建設工事を進めています。

 

当社サービスの一つであるプロジェクトマネージメントの礎ともなり得る、この超大型プロジェクトを安全第一に邁進して参りますので、本年も宜しくお願いいたします。

 

 

注）

1. EPC：設計（Engineering）、調達（Procurement）、建設（Construction）の3つのフェーズからなる大型設備やプラントなどの据え付け・建設を含めたプロジェクト遂行業務のこと。
2. PMC：本プロジェクトにおいては、Project Management Consultantの略。プロジェクト・オーナーの立場に立って、プロジェクト全体のマネージメント業務を支援するコンサルタントのこと。