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わが家では栃木県佐野市の佐野厄除大師への参拝を兼ねて、佐野観光農園でのいちご狩りを行うのが毎年1月の恒例行事となっています。
佐野観光農園では、「とちおとめ」、「とちあいか」、「スカイベリー」の3品種が栽培されており、気もそぞろに受付を済ませて暖かいビニールハウスに飛び込めば、そこは一面いちごのパラダイス!
丁寧に育てられたみずみずしいいちごを一口頬張ると、身も心も温かくなります。
さて、栃木県のいちごとしては「とちおとめ」が有名ですが、2018年に新たな品種として「とちあいか」が品種登録されました。
「とちあいか」は、「とちおとめ」と比べて
・成長が早く収穫量も多い
・実が丈夫なことから輸送性に優れている
という特徴があるとのこと。
栽培農家さんにとってメリットが多いことから、栃木県内の作付け品種も少しずつ「とちあいか」にシフトしているそうです。
栃木県農業試験場いちご研究所のホームページによれば、栃木県がいちごの収穫量日本一ですが、日本産は世界全体で11位の16万トンほどの生産量とのこと。
1位の中国の338万トンと比較すると大きく差がついていますが、日本産は品質の高さで海外の富裕層にも人気があるそうです。
輸出先も輸出量もまだ少ないですが、「とちあいか」の登場により、今以上に多くの海外の方に日本のいちごを味わっていただける機会が増えそうです。
まさに「とちあいか」は、いちご農家にとっての期待の星ですね。
管理本部 T. M