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ユニコのサービス
社内外とわず、開発コンサルタント同士で安定的に盛り上がる話題のひとつが、「出張に何を持っていくか」です。ユニコ社内では数年前に風呂敷が大流行りしましたが、多用途に役立つ便利グッズから「これ無しには生きられない」という超個人的偏愛品まで、話は尽きません。
他方、「出張先から何を持ち帰るか」も同じように多様ではないでしょうか。買い物がストレス解消になる面もあるでしょうし、特別な思いを傾ける国のモノを記念に持っておきたいと思ったりもするでしょうし、断り切れず買わされちゃったというのも時おり起こるでしょう。ユニコには創業者が世界各地で収集したありとあらゆる人形を収めた大きな棚があって夜は少し怖いのですが、そうした「テーマを持った蒐集癖」を極めるのも、観光ではあまり行かないようなところへ行く開発コンサルタントの強みを生かせる分野かもしれません。
そんな目で自分の持ち帰ったいろいろを振り返ってみると、なぜか象が多いことに気づきました。動物として象が好きだという認識はないのですが、不思議なことに、象と関連があるようには思えない国でも象モチーフのものを買い、いつの間にか結構な数を集めていたのです。流行りの生成AIに訊いてみると、「象そのものに意識的な好意がないのに、象モチーフのものを集めているというのは、心理学的にも面白い現象です」と、多くの文化で象は知恵・記憶力、安定・落ち着き、家族愛・絆、幸運・繁栄の象徴とされていることを教えてくれました。そして、「象を通して『自分が何に安心感を覚えるのか』『どんな存在に惹かれるのか』を考えると、今後の選択や創造にも活かせるかもしれません」と大袈裟なことを言うのですが…いやいや、単なる我楽多蒐集です。街を歩いて小さなお宝を見つけ、「何の役にも立たないガラクタだよなぁ」と逡巡しながらも結局連れて帰り、滞在中の部屋に並べておいて目が留まる度に少し嬉しいような気持ちになる――出張先で味わう小さな幸せです。
さまざまな国から我が家に集まった象たち |
セルビアから最近やって来た我楽多たち |
及川美和子